
パティオ スペイン:アンダルシアから都会のプール付きパティオまで
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【パティオとは】
「パティオ」は「建物の中心にある中庭」という意味です。代表的なパティオはスペインパティオがあります。パティオはスペイン語 「パティオ( Patio:パティオ)」からきており、一般的にはパティオと呼ばれていますが、イタリアでは中庭を「Cortile:(コルティーレ)」と呼び、ギリシャでは伝統的な中庭を「Aυλή(アヴリ)」と呼ぶなど、南欧の国々でもそれぞれ名称が異なります。 ※当店舗サイトではイタリア、ギリシャも南欧の中庭(外庭)として、知名度が一番高いスペイン語のパティオの名称を用いています。
【伝統的なパティオと都会のパティオ】
スペインのパティオは、その地域や用途によってさまざまな魅力を持っています。伝統的なアンダルシアのパティオでは中庭に花や緑が飾られて、陶器の装飾が美しい空間を作り出しています。
またマドリードのような都会のマンション内に設置されるパティオは、各自宅の窓やベランダからパティオの自然や花を眺められるようにマンションの中心エリアにある傾向です。そのマンション内での人々の交流や、人や車が行きかう大通りなどからの隔離でマンションに住んでいる人々がリラックスできる憩いの場所として活用されています。
パティオのタイプではプール付きのパティオも人気です。広々とした庭と青々とした水面が融合したデザインは贅沢でリラックスできる空間を提供します。プールサイドに花柄や海をモチーフにした装飾アイテムを追加することで、パティオがさらに魅力的になります。
【パティオの中庭と外庭】
パティオには「中庭」と「外庭」という概念があります。中庭パティオは建物に囲まれた静かな空間で本を読んだり、お昼寝したり、コーヒータイムで一息ついたりなどのリラックスできるプライベートな雰囲気を楽しむのに最適です。
一方、海や自然を眺めることができる外庭パティオは、緑豊かな自然や美しい地中海やエーゲ海を眺めながら、恋人、友人や家族と集まってランチやホームパーティなどを楽しむ場所として開放感抜群です。
パティオの間取りはサイズ、形とも多様で、さらに花や緑およびアイテムで飾られたパティオ空間はシンプル、華麗的、カラフル、シック、アート的など、さまざまなパティオが存在しますが、スぺインや南欧のパティオ ガーデンは花や植物が華やかに飾られています。またパティオの広さにより、テーブルやベンチ、椅子やソファなどを設置している場合もあります。
南欧デザインのタイルは床や壁に飾るアクセントデザインとして、またテーブルやベンチなどの装飾の一部として南欧のパティオ空間を華麗に演出してくれます。さらに南欧のパティオでは猫犬ちゃんなどの愛らしい小動物がお昼寝中など、犬猫や小動物はパティオ空間での楽しさや癒しを与えてくれる存在です。
【パティオで飾られる花は?】
スペインやギリシャ、イタリア南欧のパティオに飾られている花は、
赤やピンク、オレンジで華やかな空間を演出してくれるゼラニウム( Geranio :へラニオ)や、花園でみかけるパープル一色で美しいラベンダー ( Lavanda:ラバンダ)、ギリシャで人気のブーゲンビリア( Buganvilla:ブガンビリャ)、イタリアで愛されるローズマリー( Rosmarino:ロズマリーノ)や、マルガリータ( Margherita :マルゲリータ)、
さらに日本で知られるゼラニウムやパンジーに似ているけど、花や花びらに違いや特徴がある可愛らしい色とりどりのテンジクアオイ(Pelargonium:ペラルゴニウム)、ギリシャ語の「agape(愛)」と「anthos(花)」を組み合わせた名前で、「愛の花」という素敵な意味が込められている(アフリカンリリーとも呼ばれる)ムラサキクンシラン(Agapanthus:アガパンサス)などがあります。
日本にいても、スペイン、イタリア、ギリシャなどの南欧モチーフのアイテムを取り入れることで、パティオの空間を表現することができます。スペインのタイルや壁の花飾りや吊るす緑の植物など自然を感じる飾りアイテムの装飾が、あなたの空間を特別な場所へと変えてくれるでしょう😊🌺🏵️🌼✨