
スペイン・トマト祭り:赤に染まる一日、その起源と文化
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今回は、美容に敏感な女性が好みやすい“トマト”が主人公の、もったいないような、でも笑いありのスペインらしいユニークな祭りについての話題です🍅✨
【トマト祭りとは?】
スペインの夏を代表する奇祭「トマト祭り」は、毎年8月の最終水曜日にバレンシア州のブニョールという小さな町で開催され、世界中から観光客が集まる一大イベントです。
参加者が1時間にわたり、トラックで運ばれた熟したトマトを投げ合い、町全体が真っ赤に染まる光景は圧巻のひと言。
【祭りの起源】
この奇抜な祭りの始まりは1945年。地元の若者たちが町のパレード中にケンカとなり、偶然近くの八百屋にあったトマトを投げ合ったのが発端とされています。
最初は非公式に始まった騒動も、年々規模が拡大し、今ではスペイン文化を象徴する祭りのひとつとなりました。
【サンセバスチャンとのつながり】
同じくスペインのバスク地方にあるサンセバスチャンでは、食に関する祭りが多数開催されています。特に「ガストロノミーの聖地」と呼ばれる街らしく、トマトをテーマにした料理フェスなどもあるため、食文化としてのトマトの位置づけも重要です。
ブニョールとは異なる形で、スペイン人の「食」と「祭り」への愛着が感じられる都市と言えるでしょう。
【“もったいない”と祭り文化】
「食べ物を粗末にしているのでは?😑」という声もあります。確かに1日で約150トン以上のトマトが消費されると言われています。
しかし、祭り用のトマトは通常市場に出せない規格外品が使われており、地元農家にとっては廃棄ロスを減らしつつ収入にもなる仕組みなのです。この祭りは、単なる騒ぎではなく「もったいない」を逆手に取ったサステナブルな一面も持ち合わせています。.....なるほど🧐
【トマトにまつわる裏話】
トマト祭りに参加するためには、白い服が定番…ですが、終わった頃にはすっかり赤に染まってしまいます。また、トマトは投げる前に潰すのがルール。硬いまま投げると危険なので、祭りの安全を保つための決まりです。
さらに祭り後には消防車で町全体を洗浄し、その水はリサイクルされるなど、環境にも配慮されています。
【おわりに】
スペインのトマト祭りは、単なる「赤い騒動」ではなく、歴史・食文化・環境への配慮が融合した奥深いイベントです。
サンセバスチャンなど食文化の街とも共鳴し、スペイン人の陽気さと知恵が詰まった一日とも言えるでしょう。今年もまた、多くの笑顔がトマトまみれになることでしょう。
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