背景画像。左側に崖の丘、中央エリアにメテオラのある風景。赤文字のはてな記号と、にほんごもじ

神秘の空中修道院群、ギリシャ・メテオラの魅力

【メテオラの意味と由来】  
ギリシャ北西部テッサリア地方に位置する「メテオラ」は、ギリシャ語で「中空」「空中に浮かぶもの」を意味する「メテオロス(μετέωρος)」に由来します。その名の通り、奇岩の頂に建てられた修道院群は、まるで空に浮かぶような幻想的な景観を生み出しています。

【世界遺産に登録されたメテオラの遺跡と建物】  
メテオラは1988年にユネスコの世界遺産(文化・自然複合遺産)に登録されました。かつては24の修道院が存在しましたが、現在も活動しているのは6つ。中でも「大メテオロン修道院」は最大規模を誇り、14世紀に創建された歴史ある建物です。

【どうやって修道院を建てたのか】  
険しい岩山の頂上に建てられた修道院は、当初は滑車やロープ、籠などを使って資材や人を引き上げていました。特にヴァルラアム修道院では資材を頂上まで運ぶのに22年かかったと伝えられています。

【修道院までの登り方】  
現在は階段が整備されており、例えば大メテオロン修道院へは約300段の階段を登る必要があります。アギア・トリアダ修道院へは谷を越えて140段の階段を下り、さらに登るという険しい道のりです。

【メテオラ観光の服装と注意点】  
修道院は宗教施設のため露出の多い服装は避けましょう。男性は長ズボン、女性はスカートや肩を覆う服が推奨されます。入口でスカートの貸し出しがある修道院もあります。

【メテオラの天気とベストシーズン】  
春(4〜6月)と秋(9〜10月)が観光に最適。夏は暑く、冬は雪が降ることもあるため天候に注意が必要です。


【メテオラへの行き方】  
最寄りの町はカランバカ。アテネから鉄道で約4時間半、または長距離バスで約5時間。カランバカからは徒歩、バス、タクシーで修道院へアクセス可能です。

【メテオラ観光のホテルと宿泊】  
カランバカや隣接するカストラキ村には、観光客向けのホテルやゲストハウスが多数あります。奇岩を望む部屋や修道院に近い立地の宿も人気です。

【メテオラのツアーと日帰り観光】  
アテネ発の日帰りツアーもありますが、移動時間が長いため、1泊以上の滞在がおすすめです。現地発のガイド付きツアーでは、修道院の歴史や建築について詳しく学べます。

【メテオラの豆知識と言い伝え】  
メテオラは映画『007 ユア・アイズ・オンリー』のロケ地としても知られています。また修道院の創設者アサナシオスは「神に近づくために空に向かって建てた」と語ったとされ、信仰の深さがうかがえます。

空と岩が織りなす神秘の風景、ギリシャ・メテオラ。その荘厳な修道院群は、訪れる者に静寂と感動を与えてくれます😊🏛️✨
当店では、当店のPatifeli一休み便り☕✨および南欧の国々で人気のある世界遺産や美しい風景、お料理などをモチーフとした壁飾りメインのオリジナルデザインアイテムを少しずつ増やしていきます。お楽しみに😊

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