「イタリア ピサの斜塔」で巡る、芸術と建築の旅!

「イタリア ピサの斜塔」で巡る、芸術と建築の旅!

イタリアを代表する観光名所「ピサの斜塔」は、世界中の旅人を魅了し続ける不思議な建築物です。傾いた姿が印象的なこの塔を中心に、イタリアの建築・芸術・気候・現地ツアー情報、なぜピサの斜塔は名の通り傾いているのか🤔などの話題を交えながら、旅の魅力を紐解いていきます。

 

【イタリア建築物】  
ピサの斜塔は1173年に着工されたロマネスク様式の鐘楼で、ピサ大聖堂の一部として建てられました。地盤の不均質さにより傾き始めたものの、約200年の歳月をかけて完成。イタリアには他にもコロッセオやドゥオーモ、サン・ピエトロ大聖堂など、歴史と芸術が融合した建築物が点在しています。

 

【イタリア芸術】  
ルネサンスの発祥地であるイタリアはレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロといった巨匠たちの作品が今も息づく国。ピサの斜塔があるドゥオーモ広場にも洗礼堂や納骨堂など、芸術的価値の高い建築が集まっています。塔の内部にある螺旋階段を登れば、ピサの町並みとともに芸術の息吹を感じられるでしょう。

 

【イタリア現地ツアー】  
ピサの斜塔を訪れるなら現地ツアーの利用が便利です。フィレンツェから日帰りで訪れるプランや、ドゥオーモ広場の建築群を日本語ガイドと巡るツアーも人気。混雑を避けるため斜塔の入場チケットは事前予約がおすすめです。

 

次はイタリアの気温について学びましょう。

【イタリア平均気温】  
イタリアの年間平均気温は約13〜16℃。北部は冬に冷え込みますが、ピサを含む中部は比較的温暖で春から秋にかけて観光に適しています。

 

【イタリア夏気温】  
夏のピサは日中30℃を超える日もありますが、湿度は比較的低め。日差しが強いため、帽子やサングラス、日焼け止めは必須アイテム。夕方には涼しい風が吹き、斜塔のシルエットが夕陽に染まる時間帯は特にロマンチックです。

 

いよいよピサの斜塔を深く掘り下げて探求しましょう。

【ピサの斜塔の場所】  
ピサの斜塔はイタリア中部トスカーナ州のピサ市に位置し、フィレンツェから電車で約1時間。ピサ中央駅からはバスで約10分、徒歩でもアクセス可能。住所は「Piazza del Duomo 17, Pisa」。周囲には緑の芝生が広がり、写真映えスポットとしても有名です。

 

【ピサの斜塔は、なぜ傾いたのか🤔】

イタリア・トスカーナ地方の街ピサにある有名な「ピサの斜塔」。  
正式にはドゥオモ広場の鐘楼として1173年に建設が始まりました。  
この塔が“斜めに立っている”理由は、実は建設初期から始まった地盤沈下にあります😮

ピサの地盤は、もともと粘土層と砂層が交互に重なる非常に柔らかい地質。  
塔の土台部分がこの脆弱な地盤にしっかりと対応できていなかったため、  
3階部分の建設を終えたあたりで南側だけが沈み込み始めたのです。

そこで工事は一時中断され、建設再開は約100年後。  
職人たちは傾きを「見なかったこと」にせず、わずかに傾き補正を加えながら上層を建設しました。  その結果、現在のように「曲がりながら斜めに立つ」独特のシルエットが生まれました。

時代を経て傾きはさらに進行し、20世紀末には安全性が問題視され一時閉鎖に。  
1990年代には国際チームによる傾斜修正工事が行われ、  
土台の下からわずかに土を抜き取るという繊細な作業で、傾斜角度を安定させることに成功しました。

現在では安全を確保しながら観光客が内部を登れるようになっており、  
この傾いた姿そのものが「歴史の記憶」として世界中の人々に愛されています。


ピサの斜塔は、単なる建築ミスの象徴ではなく、  
地盤・構造・職人技・そして人の工夫の歴史が刻まれた文化遺産です。

無事完成して、よかったですね😊🎊

 

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