
イタリアのジェラートと甘い時間:ローマの午後、スーツと菓子と映画の記憶
Share
はじめに、夏に食べたくなる冷たいジェラート簡単レシピのご紹介の前に、ジェラートとイタリアとの懐かしい記憶と現代の素敵な関係性を掘り下げてみましょう🧐
【ローマの午後とジェラートの香り】
真夏のイタリア 首都ローマ。石畳の街を歩くと午後の陽射しに照らされたジェラート屋が目に入ります。
イタリアでは昼食後から夕方にかけての時間帯(14時〜17時頃)、街は少し静まりジェラート片手に散歩する人々の姿が増えます。
特に「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン階段でジェラートを頬張るシーンは、今も世界中の人々の記憶に残る名場面です。
【映画に登場するジェラートの記憶】
「ローマの休日」以外にも、イタリア映画ではジェラートがしばしば登場します。
たとえば「ライフ・イズ・ビューティフル」では、戦前のイタリアの穏やかな日常の象徴として描かれ、「君の名前で僕を呼んで」では、北イタリアの夏の空気とともに、ジェラートが青春の味として登場します。
現代のジェラートとイタリアの関係性は🧐
【スーツとジェラート:イタリア紳士の粋】
ローマやミラノでは、スーツ姿の男性がジェラートを片手に歩く姿も珍しくありません。
イタリアでは「甘いものを楽しむことは大人の余裕」とされ、スーツとジェラートの組み合わせは、むしろ粋なスタイル。
特にビジネス街では、昼休みにお気に入りのジェラテリアで一息つくのが日常の風景です。
【イタリア菓子とジェラートの関係】
ティラミスやカンノーリなど、イタリアの伝統菓子はジェラートと相性抜群。
ローマの老舗「Il Palazzo del Freddo」では、石畳を模した“サンピエトリーニ”というアイス菓子も人気で、ジェラートとセミフレッド(半冷凍菓子)の中間のような食感が楽しめます。
では、お楽しみのジェラート簡単レシピです🤗
【おうちで簡単!ジェラートレシピ】
本場の味を完璧に再現するのは難しくても、家庭で楽しめる簡単レシピをご紹介!
材料(2人分)
- 生クリーム:200ml
- 牛乳:100ml
- 卵黄:2個
- 砂糖:50g
- バニラエッセンス:少々
バニラエッセンス:少々
作り方
1. 卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜる。
2. 牛乳を加えて弱火で温め、火を止めて冷ます。
3. 生クリームとバニラを加えて混ぜ、冷凍庫へ。
4. 1時間ごとにかき混ぜながら3〜4時間冷やす。
→ これでなめらかなバニラジェラートが完成。ピスタチオペーストやエスプレッソを加えてアレンジも◎
ジェラートとアイスとの違いは、ジェラートは、アイスクリームよりも少し高めの温度が食べごろです。多少温めることで、味わいが引き立ちます🍨✨
イタリアのジェラートは、ただの冷たいお菓子ではなく、時間・文化・感情を包み込んだ“甘い記憶”。
ローマの午後、スーツの襟元に風を感じながら、ひとくちのジェラートが人生を豊かにしてくれるのです。
この夏は、ローマの休日の主人公の気持ちになって、冷たいジェラートを味わってみてはいかがですか。
当店舗では、南欧パティオ空間やイタリア空間を懐かしく思える、また楽しめる南欧人気料理やデザートをモチーフにした壁飾りメインのアイテムを、じっくり厳選作成製造して、少しずつ増やしていきます。
お楽しみに🤗